その名を天下に轟かせろ!天下鳴動
タイトル:天下鳴動 デザイナー:与儀新一 プレイ人数:2〜4人 プレイ時間:20〜40分
どうも、がんちゃんです!
日本の歴史の中で好きな時代といえば明治から大正時代にかけての僕ですが、時代の変化って不思議ですよね。
新しいものを取り込んで良くなっていくこともあれば、悪くなることもある。
それでも前に進もうとするのは人間の性なんでしょうか…
さて、そんな話は置いておいて今回は戦国時代の武将になってお城を奪い合う陣取りゲーム「天下鳴動」のご紹介です!
使うもの
プレイボード
プレイヤーマーカー
援軍マーカー(白いコマ)
ダイス3つ
特殊効果カード
拠点チップ
得点チップ
刀チップ(1〜4)
ゲームの準備
プレイボードに、拠点チップを裏返した状態でランダムに配置します。
全て配置し終わったら表にします。
この拠点チップに書かれている数字は、得点兼ゲーム終了後に拠点の勝ち負けを判定する順番を表すものになります。
プレイヤーは好きな色のプレイヤーマーカーを受け取ります。
特殊効果カードをよくシャッフルし、参加人数分のカードを表向きにしボードの横に置いておきます。
援軍マーカー、得点チップ、刀チップはゲーム終了後に使うので、まとめて置いておいてください。
スタートプレイヤーを決めたらゲームスタートです。
ゲームのルール
このゲームは、ダイスを振って出た目に合わせてマーカーを置いていき、陣地を取り合う陣取りゲームです。
【アクションの流れ】
プレイヤーは手番開始時にダイスを振る、特殊効果カードを使う(1プレイヤーゲーム中1回のみ)のどちらかのアクションを選択することができます。
①ダイスを振る
3つのダイスを振って、出た目に応じてプレイヤーマーカーを配置することができます。
ダイスを振った後、ダイスを2つのペアと1つに分けます。
分けたダイスの役割はそれぞれ以下の通りになります。
2つのペアダイス:マーカーを置ける場所の決定
2つのダイスの出目の合計が拠点の数字に対応しています。
例)3と5のダイスをペアとした場合、8の数字が書かれた拠点にマーカーを置くことができる。
1つのダイス:マーカーを置ける数の決定
場所の決定後、その場所に置けるマーカーの数を出目で決定します。
1,2の場合:マーカー1つ
3,4の場合:マーカー2つ
5,6の場合:マーカー3つ
となります。
このダイスを振るアクションは1回まで振り直すことができるので、どう分けても置きたい場所に置けないといった場合は振り直しましょう。
ただし振り直し後に出た目は変えることができないので、その出目の中から置きたい場所を選択してください。
置く場所は得点計算の時にかなり重要になってきますので、そちらも意識しながら置くといいでしょう。(詳しくは得点計算で)
②特殊効果カードを使う
ゲーム準備の時に準備したカードの中から1枚選んで使うことができます。
このアクションは各プレイヤー1度までとなるので、使うタイミングが重要になってきます。
カードの効果例)
他プレイヤーのマーカーを1つ隣の拠点に移す
自分のマーカーを1つ隣の拠点に動かす
などなど…
使われたカードは裏向きにして使用済みということを表しておくといいでしょう。
またこのカードは早い者勝ちとなっているので、他のプレイヤーが使ったカードは使うことができなくなります。
使いたいカードがある場合は早めに使いましょう。
上記いずれかのアクションを行ったら次のプレイヤーに手番が移ります。
アクションを行っていって、自分のマーカーがなくなったプレイヤーから順に、刀チップを刀が書かれている本数が多い順に受け取っていきます。
全プレイヤーのマーカーがなくなったらゲーム終了、得点計算に移ります。
ゲームの終了・得点計算
【ゲームの終了条件】
全プレイヤーがマーカーを全て置ききるとゲーム終了
【得点計算】
得点計算がこのゲームの醍醐味といっても過言ではないぐらい重要でかつ面白くなっています。
得点計算は、拠点の数字の小さい順に行っています。
拠点ごとに、プレイヤーマーカーの多い順に順位が決まっていきます。
1位のプレイヤー:拠点チップを受け取ります。
2位のプレイヤー:拠点チップの半分の得点分の得点チップを獲得します。
同率1位が発生した場合、刀チップの刀の本数が多い方が1位となり、拠点チップを獲得することができます。
2位が同率の場合も同様に、刀チップの刀の本数の多い方が2位となります。
【援軍を送る】
拠点での得点計算が終わったら、その拠点で1位になったプレイヤーのみ、隣り合う拠点に援軍マーカーを2つ送ることができます。
このマーカーは自軍のマーカーとしてカウントすることができるので、他の拠点での得点計算時に有利になるものです。
ただし、隣り合う拠点に自分のマーカーが置かれていない場合は、送ることができないので注意してください。
以上の得点計算を2〜12の拠点まで数字が小さい順に行っていき、得点計算が一番多かったプレイヤーの勝利となります。
おすすめ人数と遊ぶ時のポイント
【おすすめ人数】
おすすめ人数は4人です!
少ない人数でも遊べますが、その分特殊効果カードの種類が少なかったり、拠点での争いが起きにくくなるので面白みに欠けるかなぁといったところ。
4人で遊ぶと、援軍を送るアクションによって思わぬ結果になったりと楽しみが増えると思います!
【遊ぶ時のポイント】
遊ぶ時のポイントは小さい数字の拠点を大事にするです。
小さい数字から順に得点計算を行なっていく際に、援軍を送れるようにすることで、大きい数字の拠点でも逆転することができるようになります。
その代わり、色々な拠点に満遍なく自分のマーカーを置く必要があるので、ダイスの運と置く場所に気をつける必要が出てきます。
ダイスの運のおかげで、全プレイヤーが思うようにマーカーを置けなくなるのもこのゲームの面白さの1つではないでしょうか?
やってみての感想
陣取りゲームといえば結構時間がかかりそうなイメージだったのが、このゲームはそんなこともなく30分ぐらいで遊ぶことができました!
援軍の要素によってかなりコンボが決められて、無事1位になることができました!
面白いと感じたところは、ダイスによる運のおかげでプレイヤーが思い通りにマーカーを置けないところや援軍の要素によって、勝てないと思っていた拠点で勝てるようになったりと逆転要素が用意されているところはかなり面白く感じました!
密かにコンボを狙って置いていき、他のプレイヤーに気づかれないように立ち回れることができとても楽しかったです!
僕と同じく結構時間かかりそう…と思っている人は、そんなに時間のかからないゲームなので見かけたらぜひ遊んでみてください!
というわけで今回はここまで!
また次回〜
陣取りが好きな人向けのおすすめ
上洛
天下鳴動と似たようなコンセプト、戦国時代の陣取りゲームです。
こちらは天下鳴動とは違い、トリックテイキングの要素を含む陣取りゲームとなっています!
天下鳴動よりは少し長めのゲームになっていますが、トリックテイキングも好き!という方はぜひ遊んでみてください。
八分帝国〜伝説〜
ゲームごとにマップの形を変えることができる陣取りゲーム
こちらはセットコレクションの要素を含んだ陣取りゲームとなっています!
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