【ボードゲーム紹介】旅のあと

ボードゲーム
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旅の記憶を辿り、思い出マップを作る! 旅のあと

タイトル:旅のあと
デザイナー:Saashi & Daryl Chow
イラスト:宝井貴子
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30〜40分

どうも、がんちゃんです!

普段めったに旅行に全然行かない僕ですが、去年友達の誕生日記念(?)ということで10月にUSJに遊びに行きました!

ついこの間のように思い出しますが、もう3ヶ月経つというのが恐ろしい…

旅行だけに限らず昔の思い出を話すのって楽しいですよね。

あの時ああだったよねーとか、あの時大変だったよねーとか当時はなんともなかったり、めちゃくちゃ辛かったりした思い出もいい思い出として話すことができるようになるので好きです。

さて、今回はそんな旅の思い出をみんなで思い出しながら、思い出マップを作るというテーマの「旅のあと」のご紹介です!

みんなでマップを作りつつ、一番貢献できたのは誰か?を競うそんなゲームです!

前回遊ばせてもらった Saashi & Saashiさんの作品「エレベータ前で」がとても面白かったので、期待しながら選びました。こちらもなかなか面白いゲームなのでチェックしてみてください!

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使うもの

共通マップボード:1枚
イメージボード:4枚
サマリーボード:4枚
得点ボード:1枚
アクションボード:1枚
ロケーションタイルボード:1枚
イメージトークン:120枚
思い出カード:12枚
目標カード:10枚
ロケーションタイル:39枚
観光名所モニュメント:6個
モニュメントスタンド:6個
封鎖シート:5枚
スタートプレイヤーマーカー:1個
得点マーカー:4個
布袋:1枚
ルールブック:2冊(日本語/英語)

使うものが多くてちょっと大変ですが、遊び方を覚えてしまえばとても楽しいゲームなので頑張りましょう!

ゲームの準備

なんと遊ぶ時は初開封だったようで、トークンをプチプチと型から抜くところから始まりましたw

ちょっと楽しい作業感を味わえて得した気分!

ボードをそれぞれ写真のような形になるように並べます。

絶対にこの形じゃなくてもいいですが、この方がわかりやすいのかな?と思います!

得点ボードとロケーションタイルボードは好きな向きで置いて大丈夫ですが、その他のボードについては方位マークが書いてあるので、必ず同じ向きになるように置いてください。

方角が一緒じゃないとこのゲームは遊べない仕組みになっている(厳密には遊べますがちょっとややこしくなる)ので注意してください。

ボードの説明

ボードが多すぎて正直どれがどれかわかんねぇ!ってなると思うので、それぞれ何に使うのかの説明をします。

【共通ボード】

真ん中に置いてあるのが共通ボード、イメージボード上で思い出したイメージを確定させる時に使います。

確定したイメージに対応するロケーションタイルを配置するもので、全プレイヤー共通で使う。

【イメージボード】

各プレイヤーそれぞれが、旅の思い出のイメージをこのボード上で作っていきます。

トークンの配置の仕方は、思い出カードに従います。

【アクションボード】

思い出カードとトークンが置かれるアクションボード

置き方のルールは1ラウンド毎に思い出カードをめくっていき、トークンがラウンド毎に枠の中に思い出カードに書かれている数字分並びます。

【ロケーションタイルボード】

イメージを確定させるときに使う、ロケーションタイルを置いておく場所。

わかりやすいように対応する形と色で分けられているので、整理するのにとてもよいです◎

その他の準備

  • 思い出カードをよくシャッフルし、アクションボードのカード置き場に山札として置く。
  • ロケーションタイルを対応する形のタイル置き場に重ねておく。
  • 目標カードを1枚めくり、得点ボードのカード置き場に置いておく。
  • トークンを全て袋の中に入れてよく振って混ぜる。
  • スタートプレイヤーを決める。

以上が終わったらゲーム開始です!

ゲームのルール

このゲームは、イメージボードを使って思い出の再現をしつつ共通ボードを完成させていき、なるべく共通ボードと同じイメージボードを作ることで高得点を目指すゲームです。

【基本アクション】

基本アクションは全部で3つあります。

思い出カードをめくる。

アクションボード上にある思い出カードを1枚めくります。

この時出た、思い出カードに書かれている形がイメージボードへのトークンの配置ルール。

数字が袋から取り出すトークンの数になるので、書いてある数字の枚数分取り出し、それぞれの枠にトークンを置いていきましょう。

袋から取り出す人によって偏りがあったりが気になる人は、ラウンド毎にスタートプレイヤーが変わるので、スタートプレイヤーにやってもらうのがおすすめかも。

イメージトークンを受け取る

スタートプレイヤーから順に、アクションボードにあるイメージトークンを選び受け取ります。

どれか一つ枠を選び、その中のものを全てもらいましょう。

イメージトークンの配置

イメージトークンを受け取ったら、手元にあるイメージボード上に配置します。

配置する時は必ず、思い出カードに書かれている形のルールに沿っておきます。

【置き方の例】

 

この時出ていた思い出カードは縦4マスでした。

 

で、この写真が実際に置いた置き方です。

置きたい場所のどこかを起点に、思い出カードに書かれているマスの位置のどこかに置くことができます。

準備の段階でボードの方角を合わせましょうといったのはこれが理由で、決まったところにしか置けないかつ、置く向きが決まっているので、ややこしくならないようになっています。

ロケーションの確定とトークンの入れ替え

【ロケーションの確定】

 

手番中にトークンを配置した後、トークン毎にあるロケーションの確定条件を満たしていればロケーションを確定させることができます。

 

確定させたいトークンをひっくり返し、共通ボードに同じ種類のロケーションタイルを配置し、得点を獲得します。

確定させたロケーションタイルの得点プラス、記憶の一致ボーナスとして1マスにつき1点を獲得することができます。

獲得した点数分、得点ボード上の得点マーカーを動かしましょう。

その代わり、確定させたイメージトークンは入れ替えを行えなくなるので注意してください。

他のプレイヤーと同時進行で共通ボードは埋まっていくので、確定させたい場所にすでにロケーションタイルを置かれていた場合は確定させることができません。

【イメージトークンの入れ替え】

イメージトークンを配置する際、すでに置いてあるイメージトークンと入れ替えることができます。

この時、すでに確定させているトークンは入れ替えることができないので注意してください。

入れ替えたトークンはサマリーボードの写真の枠内に置いておきます。

写真をみて分かる通り、入れ替えた数が一番多いプレイヤーは入れ替えたトークン数分失点になるので、周りのプレイヤーがいくつ入れ替えたかも見ながら配置していくといいかもしれません!

目標カードも少し意識しておく!

ゲーム終了時に、目標カードに書かれているイメージトークンセットを確定させられていると、ボーナス得点を得ることができます。

手元のイメージボードで、目標カードに近い形が完成していたらそれを目指すのもアリです!

思い出カード1枚分を全員がプレイするまでを1ラウンドとして、12ラウンド行ったらゲーム終了となります。

ゲーム終了後、最終得点計算

全てのラウンドを終えた後、最後の得点計算を行います。

ロケーションの確定、記憶の一致ボーナスとは別に、旅の写真の得失点、記憶違いの失点、目標カードによるボーナス得点の確認をします。

【旅の写真】

察しの良い方はなんとなくお気づきだと思いますが、イメージボード上に4ヶ所色の付いたマスがあります。

これが旅の写真マスになり、同じ色のイメージトークンで埋めているほど得点がもらえるマスとなっております。

逆に一つも埋められていないと失点にも繋がるので、ここは意識して埋めるようにしましょう。

得点は写真の通り。

4マス全てを埋めていると6点ももらえるので、基本的にはここのマスを軸にイメージトークンを置いていくことになると思います!

【記憶違いの失点】

イメージトークンを配置する際に、入れ替えを行った分だけサマリーボードにトークンがたまっていきます。

ゲーム終了時に、サマリーボード上のイメージトークンが一番多かったプレイヤーは、トークン一つにつきマイナス1点となります。

同数の場合は両プレイヤーが減点となります。

【目標カードの達成】

イメージボード上で確定させたトークンが、目的カードの条件を満たしていた場合のみ得点を獲得することができます。

写真の目標カードの場合、レストラントークンを横3つ、かぎ型に3つの組み合わせを確定させていればプラス6点となります。(6つつながった状態で確定させていても、形を満たしていればOK)

確定させていることが条件になるので、注意してください。

得点計算の流れ

【ゲームプレイ中】

①確定させたロケーションタイルの得点を得る(確定させたプレイヤーのみ)

②記憶の一致ボーナスとして、確定されたロケーションタイルと同じ色のイメージトークンを配置しているマス、1マスにつき1点(全プレイヤー)

【ゲーム終了後】

③旅の写真ボーナスの確認

④記憶違い失点の確認

⑤目標カードの達成確認

 

まとめると、得点計算の流れは以上になります!

慣れるまで少し複雑に感じるかもしれませんが頑張りましょう!

やってみての感想

最初は少し使うものが多くて、どれがどれかよくわからずあたふたしましたがとりあえずやってみようかという話になり、遊びつつルールをみつつといった形でしたが、ゲーム終盤になってだいぶ理解してきて面白さがわかりました!

置き方の制限やトークンのもらえる順番によって、思い通りにならない設計になっているのと、共通ボードのロケーションの確定に他のプレイヤーが関わってきて確定させようと思っていたところが埋まってしまったり、逆に得点を取るつもりじゃなかったところが得点になったりと、自分が予想していない動きになるのでかなり面白いなーと思いました!

ルール説明を見ただけではわからない面白さがあるので、よくわからなくても一度プレイしてみることをおすすめします!

おすすめ人数と遊ぶ時のポイント

【おすすめ人数】

4人で遊ぶのをおすすめします!

3人以上で遊ぶと、選べるイメージトークンの種類が増える代わりに、順番が回ってくるのが遅くなったり、共通ボードを先に確定されたりで制限が増えたりと面白要素が増えます!

今回はシンガポールボードの方で遊びましたが、京都ボードもあり、京都出身の人なんかがいるとそんなところに京都タワーはないよ!!とかより盛り上がるかもしれませんw

【遊ぶ時のポイント】

なんとなく、確定のタイミングは早めの方がいいのかなと思いました!

ロケーションタイルが配置できる場合、タイルごとのボーナス得点がもらえますし、何より他のプレイヤーの行動の邪魔ができるという点が大きいのかなと思います。

他の色で確定させようと思っていたのに!とか、狙っていたタイルを先に確定された!となると、ボーナス得点分差ができるので勝ちやすくなるのかなぁと思ったり…

ただ、喧嘩にならないようにほどほどにしましょうねw

 

使うものは多いですが、ゲーム終了後の色味や見た目は個人的に結構好きです!

面白く遊ばせてもらいました。

ルールを把握するのに少し時間がかかりましたが、プレイ時間の目安は30分前後と割と短めなので、また機会があれば遊んでみたいと思います!

というわけで今回はここまで!

また次回〜

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鳥取県出身、千葉在住の29歳男子
25歳の時にスーパーの仕事を辞め、思い切って上京。
ぴこすの店長候補として切磋琢磨中
普段のお仕事はゲーム開発、お仕事の傍らでぴこすのHP運営、ブログ作成、キャンペーン運用などをしています。
仕事先の繋がりでボドゲカフェに行き、見事ボドゲにハマる。
最近ゲーム実況の配信始めました。

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