段々と狂っていく人格…狂気山脈
タイトル:狂気山脈 デザイナー:Rob Daviau プレイ人数:3〜5人 プレイ時間:60〜90分
どうも、がんちゃんです!
海外に旅をするならヨーロッパと決めてる僕ですが、なかなかいく機会もないしどこに行ったらいいのかも実はわかっていませんw
色々な世界遺産や有名な都市に行くのがベターなんでしょうが…
知らない土地に冒険に出かけるのってワクワクと恐怖が入り混じった不思議な感覚がありますよね。
未知との遭遇、いろんな刺激が得られそうだなぁと思っています。
さて、今回は未知の山を調査しに行った探検隊となって、調査をしながら無事脱出を目指す「狂気山脈」のご紹介です!
このゲームはクトゥルフ神話の狂気の山脈にてというものが題材になっています!
クトゥルフ神話好きな人は一度遊んでみてもいいのかも?
使うもの
プレイボード
キャラクターカード(性能はどれでも変わらず)
遭遇タイル(海岸、山脈、都市、狂気の果て、脱出)
解決カード(太古のアイテムカードもあり)
狂気カード(レベル1〜3)
遺跡カード
負傷カード
飛行機
ペナルティダイス
リーダーシップトークン
砂時計(30秒)
ゲームの準備
それぞれの遭遇タイルを写真のような形で並べます。
解決カードを初期手札として各プレイヤーに4枚ずつ配ります。
残りは山札としてボードの右上に重ねておきます。
負傷カード、10の数字が書かれた解決カード(太古のアイテムカード)、遺跡カード、リーダーシップトークンをそれぞれ分け、ボード上の指定されている場所に置きます。
ボードのセッティングが終わったら、スタートプレイヤーを決め、ゲームをスタートします。
飛行機はプレイヤーたちの現在地を表すものなので、最初はボード外に置いておきましょう。
ゲームのルール
このゲームは、未知の山脈を調査する調査隊となったプレイヤーたちが、調査をしつつ協力しながら山脈から脱出することを目指す協力ゲームです。
【プレイヤーのやること】
プレイヤーは、移動、遭遇、解決、ドロー、休息の5つのフェイズを繰り返し行なっていきます。
①移動フェイズ
最初の手番だけは一番下の列の海岸のどこかからスタートし、それ以降は飛行機が隣接する遭遇タイルのどこかに移動させます。
移動後、遭遇、解決フェイズが終わると遭遇タイルがその場から無くなりますが、既にタイルが亡くなった場所でも移動することは可能です。
②遭遇フェイズ
移動フェイズで飛行機の移動を行った後は遭遇フェイズになります。
移動先に配置されている遭遇タイルをめくり、内容を確認します。
タイルが置かれていないマスへ移動した場合は、ボードに書かれている内容が次の解決フェイズで使用されます。
③解決フェイズ
遭遇フェイズでめくったタイルの内容をクリアするフェイズです。
解決フェイズが始まると、砂時計がひっくり返り30秒の間に遭遇タイルの内容をこなさなければいけません。
遭遇タイルには、本、箱、道具、武器の4種類の絵と、ミッションを解決するために必要な数字が書かれています。
例)箱9-12 本10-15など
各プレイヤーは自分の手札を人に見せることなく、自分が持っている種類と数字を伝えます。
※序盤は箱5!など伝えることができますが、ゲームが進むにつれこれが難しくなっていきます。
30秒の間に相談しながら、じゃあ5出して!と言ってカードを出し合いながら遭遇ミッションを解決していきます。
カードを出す場合、裏向きのままカードを出してください。
出されたカードをマークごとに合計していき、タイルごとに決められた数字の範囲内のカードをうまく出すことができれば解決成功、範囲外(少ないもしくは多い)の場合解決失敗となり、以下のアクションを行います。
【解決できた場合】
解決した遭遇タイルによって、もらえるものが変わります。
負傷を回復できたり、太古のアイテムカードがもらえたり、遺産カードがもらえたりします。
【解決できなかった場合】
- いずれかのプレイヤーの狂気レベルを上げる。
- ペナルティダイスを振る。
のどちらかのアクションをスタートプレイヤーが選びます。
遭遇タイルを解決の成功、失敗に問わず、プレイヤーは移動フェイズで飛行機を移動させたマスに進みます。
ただし、ゲームクリア時の努力目標として、成功時に得た遺産カードの数によって評価が変わるものがあるのでなるべく成功しましょう。
狂気レベルとは?
狂気レベルには1〜3まであり、レベルが高くなるほど解決フェイズの難易度が上がるようになります。
解決フェイズで遭遇タイルを解決できなかった場合、いずれかのプレイヤーを指定して、この狂気カードを渡す、もしくはレベルを上げるといったアクションを行います。
僕が今回遊んだ時に実際引いたカードは写真のカード2枚
正確な数字を言えなくなるカードと、解決フェイズの間ずっとテーブルの周りを歩き回らないといけなくなるなどなど。
他にも、特定の言葉が出るとそれ以降発言できなくなるといったカードなんかもあります。
正直じっとしてられないのカードはちょっとバカっぽい恥ずかしいカードだなーとは思ってましたが、ずっと歩き回っているせいで遭遇タイルの数字が見えなかったり、他のプレイヤーが何を出そうとしているのかに集中できず全然プレイできませんでした。
ペナルティダイスとは?
ペナルティダイスを振るアクションを選んだ時にこのダイスを振ります。
出た目によって、プレイヤーにとって不利な以下の3つのいずれかのアクションが起こります。
- 負傷カードを2枚捨て札に追加する。
- 山札から1枚解決カードを捨て札に置く。
- リーダーシップトークンを1つ失う。
負傷カードの追加は、休息フェイズまで行って、山札の補充を行ってから効果が発揮されるカードです。
山札補充後、ドローを行うとプレイヤーの手札に加わることがあり、カード自体に効果はありませんが、手札が圧迫されるため解決フェイズでは邪魔になってくるカードです。
解決フェイズが始まったら、宣言してすぐ捨てましょう。
山札から解決カードを捨て札に置くは、単純に捨て札が増えます。
山札が減るので、早めに山札の補充を選択しなければならなくなるのと、そのカードを引いていれば次の遭遇タイルが解決できたはずなのに…といった場合もあるので一長一短です。
ペナルティダイスの中では比較的軽いペナルティ。
リーダーシップトークンを失うは、トークンの山から1枚リーダーシップトークンを失います。
このトークンは休息フェイズ時に山札の補充を行ったら補充されるものとなります。
リーダーシップトークンはゲーム中に使うことができ、様々な便利な効果を得ることができます。
効果内容については実際にプレイして確かめてみてください!
④ドローフェイズ
全プレイヤーの手札が4枚になるまで、山札から補充します。
この時もし山札がなくなってしまった場合、その時点でゲームオーバーになるので、山札の残り枚数を気にしながらプレイしてください。
⑤休息フェイズ
リーダーシップトークンを1つ、ゲームから除外して、山札の補充、リーダーシップトークンの回収を行うかどうか選択します。
こちらも全てのリーダーシップトークンが山札からなくなった場合、ゲームオーバーになるのでリーダーシップトークンを使うタイミングには気をつけてください。
ゲームの終了条件
【勝利条件】
山脈から無事脱出する。
【努力目標】
なるべく多くの遺産カードを獲得した状態で、ゲームをクリアすると評価が変わる。
【敗北条件】
解決カードの山札が全て尽きる、もしくはリーダーシップトークンを全て失う。
おすすめ人数と遊ぶ時のポイント
【おすすめ人数】
おすすめ人数は何人でもOKです!
人数が少ないほど、遭遇タイルの解決は難しくなりますが、その分狂気レベルが上がった後のコミュニケーションは人数が少ないほど、連携しやすいので人数の少なさは後々効いてきます。
逆に人数が多い場合は、人数が多いほど解決カードの総数が多いので、うまくコミュニケーションさえ取れれば、遭遇タイルの解決がしやすくなります。
それぞれに利点があるのはいいところですね。
【遊ぶ時のポイント】
遊ぶ時のポイントはリーダーシップトークンを出し惜しまないになるかなと思います。
僕が遊んだ時の話になりますが、リーダーシップトークンの使い道に結構戸惑ってしまい、結局ほとんどつかないままでクリアしました。
トークンの効果としては、ドローフェイズ時に全プレイヤーの手札が5枚になるものなど、解決フェイズに有利になるアクションがあったりします。
一応クリアはできたものの、最低評価でのクリアになったので、うまくトークンを使えるとよかったのかなぁと思いました!
やってみての感想
結構真面目な説明で記事を作ってきましたが、どちらかというとパーティーゲームに近い雰囲気のゲームでした!
解決フェイズ中ずっとテーブルの周りをグルグル回りながら3あります!とか5あります!とか言いながら回るだけで結構な体力を使ったりw
人によっては、解決フェイズ中一度発言したらずっと後ろを向いていないといけなかったり、誰かに指差されないと発言できなかったりと結構カオスになるゲームだなぁと。
クリア後の評価も一応ありますが、そこまで気にせずみんなで楽しく遊ぶといいんじゃないでしょうか?
内容によっては恥ずかしいものがあるので、初対面同士でやるのは少し気がひけるかもしれませんが、仲良くなるには良いゲームじゃないでしょうか。
知り合い同士で遊ぶとより盛り上がること間違いないです!
というわけで今回はここまで!
また次回〜
パーティーゲーム好きな人向けおすすめ
ゲスクラブ
お題に沿って他のプレイヤーが書きそうな単語を推測して、当て合いをしていくパーティーゲーム
世代間で同じものに対する呼び方が違ったり、想像するものが全然違ったりしてコミュニケーションも取れるかなり面白いゲームです!
ナンジャモンジャ
ナンジャモンジャという生き物たちに、各プレイヤーがあだ名をつけていき、同じ絵のカードがでた際に、そのプレイヤーがつけたあだ名を呼びながらカードを取っていくパーティゲーム
名前の付け方のセンスやあれなんだったっけ!!と盛り上がれること間違いなしのゲームです!
お手つきぐらいで難しいルールはないので、初心者にもおすすめ
その他ゲームも気になる方はこちら!
コメント