目的は人それぞれ!富士山の地下を目指せ 富士山地下99階
タイトル:富士山地下99階
デザイナー:sangenya(サンゲンヤ)
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:15〜30分
どうも、がんちゃんです!
富士山といえば、日本最大の山として有名ですね。
地元鳥取に大山(だいせん)という山があって、よく富士山と比較したりなんかしたものですが、足元にも及ばないサイズです。(標高1,252 m)
幼少期は大山が富士山だと思っていた時期もあり、学校の行事としてなぜか登山がありました。
得られたものは山の上で食べるおにぎりが美味しかったことと、全身の筋肉痛でした。
さて、今回はそんな富士山がテーマのバーストありのすごろくゲーム「富士山地下99階」のご紹介です!
登るのではなく、地下を目指すというテーマが面白いゲームになっています。
使うもの
プレイボード
プレイヤーコマ
移動用コマ(黒いコマ)
アクションキューブ(赤色、黄色、木目)
サマリー兼キューブ置き場
キューブ入れ袋
富士山カード
富士山カード効果一覧表
ストーリーブック
ゲームの準備
まず最初に、各プレイヤーが地下を目指す理由になるストーリーブックを一つ選びます。
勝った人だけが読めるらしいので中は見ないでください!
その後、プレイヤーカラーを決め同じ色のサマリーを受け取ります。
各プレイヤー、キューブ入れ袋1つとアクションキューブを木目色6つ、黄色4つ、赤色3つずつ受け取り、全て袋に入れます。
残った木目キューブはボード上のキューブ置き場(マス横の岩が積まれたようなところ)の全て置いておきます。
黄色キューブが8つ余るはずなので、20のマスと50のマスに4つずつ置いておきます。
富士山カードをよくシャッフルし、富士山の頂上に山札として置いておきます。
スタートプレイヤーを決めたらゲームスタートです。
ゲームのルール
このゲームは、地下99階マスを目指し、一番最初に99のマスに移動用コマを到達させたプレイヤーの勝利となります!
移動用コマは共通で使うもので、先に移動させるのはプレイヤーコマではなく、移動用コマであるところに注意してください。
アクションの流れ
アクションは全部で7つあり、1から順番に行います。
覚えるまで少し複雑なので、頑張って覚えましょう。
そしてアクションを行う前に、このゲームは手番中に行った移動アクションが無駄になるバーストというルールが存在するので先に説明しておきます。
【バーストの条件】
- 赤色のキューブが3つになる。
- 富士山カードの獲得後、数字の合計が7以上になる。
このいずれかの条件を満たした場合バーストとなります。
どちらでバーストしたかによってその後の処理が少し変わるので、それはアクションごとに説明していきます。
バーストに気をつけながら以下の手順でアクションを行っていきましょう。
①【行動】袋からアクションキューブを引く。
キューブを入れた袋から色に関係なく、キューブを好きな数取り出します。
5個以上出たらその時点でストップ。
5個未満だった場合は5個になるまでキューブを取り出します。
5個未満でキューブを取り出す場合、5個を超えてはいけないので注意してください。
②【脅威】赤色のキューブを数える。
引いたキューブの中の赤色のキューブの数を数えます。
もしもう一度行動していてこのアクションを行った場合は、先に引いていた赤いキューブも一緒に数えます。
合計が3個以上になってしまった場合はバーストとなり、手番が終了し、次のプレイヤーに手番が移ります。
2個以下だった場合は以降のアクションを行えますが、あとで説明する富士山カードの効果によってキューブが2個以下でも終了する場合もあります。
③【移動】取り出したキューブの数を数え、その数分移動用コマを進める。
無事、赤色のキューブが2個以下でアクションが実行可能だった場合、移動アクションに移ります。
移動用コマ(黒いコマ)を、自分のプレイヤーコマがいるマスからキューブの色に関係なく袋から取り出した数分、進めることができます。
【特定マスの通過ボーナス】
移動アクションを行ったプレイヤーが移動用コマを使って、20または50のマスを初めて通過した場合、そのマスにある黄色キューブを一つ獲得することができます。
※初回のみなので1プレイヤー2個もらえることになります。
移動用コマが通過した時点でもらえるので、これ以降のアクションでバーストしてしまった場合でも獲得することができます。
④【能力】富士山カードの使用選択。
富士山カードを持っていた場合、ここで使用の選択ができます。
カードごとに指定された黄色キューブの数を支払い、カードの効果を発動させます。
カードの効果は、持っているだけで進むマスが増えるものや、一位のプレイヤーに対して嫌がらせをするカードなどなど…
先に説明したカードの効果でカードが赤色キューブに変わるものなどもあります。
細かい効果については実際に遊んでみて確かめて見てください!
発動させたカードは捨て場へ置き、木目キューブが乗っている場合は獲得し袋へ入れる。
発動させるために使った黄色キューブは、サマリーの使用済み黄色キューブ置き場というところがあるのでそこに置いておきます。
⑤【発見】富士山カードの獲得。
富士山カードの山札から必ず1枚獲得します。
山札がなくなった場合は捨て場にある富士山カードを再度切り直し、山札にしてください。
引いたカードは表向きにして手元に置いておきます。
⑥【危機】富士山カードの数値判定をする。
富士山カードを引いた後、持っている富士山カードに書かれている数字を計算します。
この時点で合計が7以上になっていたらバーストとなり、移動アクションが無効になり、次のプレイヤーに手番が移ります。
またこの時点でバーストした場合は、持っている富士山カードを全て捨て、カードの上に乗っていた木目キューブは全てキューブ置き場へ戻します。
⑦【決意】もう一度行動するか、やめるかを選択する。
ここまでのアクションをバーストせずに行えた場合、再度①からアクションを行うかどうかを選択することができます。
赤色のキューブをまだ1つしか引いていない、富士山カードの数字に余裕がある場合は積極的に攻めていくのもありです!
再度アクションを行う場合は、引いた赤色キューブと使用した黄色キューブと富士山カード上に乗っている木目キューブ以外は全て袋の中に戻し、再度①からアクションを行います。
やめるを選択した場合は、移動用コマが進んだマスまでプレイヤーコマを進め、持っている富士山カードに書かれている木目キューブの数だけキューブ置き場から木目キューブをカードの上に乗せます。
すでに木目キューブが乗っている場合でも、やめる選択をした場合は必ず木目キューブがカードの上に追加されます。
ただし、キューブ置き場にキューブがない場合は追加されないので注意してください。
アクションのまとめ
細かいルール付きで説明したので、結構わかりづらい部分もあったと思うので、大まかな流れをまとめます。
- キューブを5個以上引く。
- 赤色のキューブの合計を確認する。
- 3個以上ならバースト、移動できずに手番終了。
- 2個以下なら移動用コマを進める。
- 富士山カードを使うかどうか選択する。
- 富士山カードを獲得する。
- 富士山カードの数字の合計が7以上か確認する。
- 7以上ならバースト、お片付けをして手番終了。
- 6以下なら再度アクションを行うかどうか選択する。
- 再度アクションを行う場合は、指定のキューブ以外は袋に戻し1からアクションを行う。
簡単に説明すると流れは以上になります。
再度アクションを行う場合は、最初に引いた赤色キューブと使用済みの黄色キューブはサマリ上に残しておき、移動にはカウントしない。
プレイヤーコマが移動できるのはやめるを選択した時だけというところに注意していれば、問題なく遊べるんじゃないでしょうか?
これを各プレイヤーが1人ずつ順番に繰り返します。
ゲームの終了条件
いずれかのプレイヤーの手番時に移動用コマが99のマスに到達したら手番を行っていたプレイヤーの勝利となります。
プレイヤーコマが到達ではなく、移動用コマが到達した時点でゲームが終了になるので気をつけてください!
ゲーム勝利者は、最初に選んだストーリーブックを読むことができます。
なかなかボドゲカフェで遊んでいたりするとゆっくり読む時間もないでしょうが…w
おすすめ人数と遊ぶ時のポイント
【おすすめ人数】
おすすめ人数は何人でもOKかなと思いました。
ルール自体は複雑ではありますが、慣れてしまえば結構単純で僕の遊び方の問題かもしれませんが、結構頻繁にバーストするので効果カードでお邪魔もそこまで比重が大きくなく、人の数に左右されてゲームバランスが変わるみたいなこともなさそうな印象を受けました!
【遊ぶときのポイント】
遊ぶときのポイントは、木目キューブは早めに獲得しておく!です。
手番をやめる選択をすると、どんどん木目キューブが富士山カードの上に溜まっていきますが、カードを使用するまではそのキューブを獲得することができないため、序盤は早めにカードを使うことをおすすめします。
獲得したキューブは袋の中に入れられるので、赤を引く確率が下がり、バーストしにくくなります。
ただ、黄色キューブが引ける確率も同時に下がるので、富士山カードが使えずバースト…といったこともあるので、程々にしておく方がいい場合もあるかもしれません…w
やってみての感想
仕事上プログラミングを主でやっているんですが、このゲームも遊びながらすごいプログラミングみたいだなーと思って遊んでいましたw
赤色キューブが2個以下なら大丈夫、とか富士山カードの数字の合計が7以上じゃなければ…などなど
そういう仕事をしている人なら結構取っ付きやすい印象を受けました!
小さいお子さんと遊ぶ場合なんかは結構ルールが複雑なので、理解するまでが結構大変かなぁと思ったり…
製作者さん公式ルールとして、簡単ルールという富士山カードを使わないルールもあるので、お子さんと遊ぶ場合はそちらを使って遊んでみるのもいいんじゃないでしょうか?
ゲーム性自体はよくできていて、キューブを引かなきゃいけないんだけど引きすぎてもダメとか、決められた色のキューブが何個必要とかチャレンジ要素がふんだんに入っていて面白いゲームでした!
というわけで今回はここまで!
また次回〜
超えてはいけない!チキンレース系ボードゲーム
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名前は聞いたことある!という人が結構いるイメージなコヨーテ
各プレイヤーが持っている数字カードの合計が限界値で、それ以上の数字になってはいけないチキンレースゲーム。
インディアンポーカー風に、自分のカードの数字が分からなくなっているのがミソ。
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