本当の自分は誰?DANY(ダニー)
タイトル:DANY(ダニー) 作者:Phil Vizcarro (フィル・ヴィズカーロ) デザイン:Antoine Baillargeau (アントワンヌ・バイヤルジョー) プレイ人数:3〜8人 プレイ時間:30分〜
どうも、がんちゃんです!
皆さんは、自分がもしかして二重人格なんじゃないか?って疑う時ってあったりしますか?
ちなみに僕はあります。
今日は体調が良くないから、仕事終わったらまっすぐ帰って寝るぞ!と思っていてもいざ帰る時になったらなぜか、ゲームショップを覗いていたり、本屋に寄っていたり…
謎です、きっと別の人格が動いているに違いない…
なんてくだらない話は置いておいて、今回ご紹介するゲームは「DANY(ダニー)」です!
正体隠匿ゲームで、プレイヤーは多重人格のうちの1人になってゲームを遊びます!
使うもの
人格カード(ダニー1枚・他人格7枚)
お題カード
数字カード(1〜5)
抽象カード
ゲームの準備
まず最初に、人格カードの用意をします。
主人格ダニーのカード+参加人数−1枚分の副人格カードをよく混ぜ、好きな決め方で1枚ずつ受け取ります。
この人格は自分だけがわかるものとなっているので、他のプレイヤーにはみられないようにしましょう。
お題カードと抽象カードをよくシャッフルして、山札として置いておきます。
数字カードはターン開始時に使うため、ひとまずまとめて置いておきましょう。
スタートプレイヤーを決めたらゲームスタートしましょう!
ゲームのルール
このゲームは、多重人格の主人格であるダニー(1人)と副人格に分かれます。
主人格のダニーは副人格たちをどうにか消したいと思っていて、副人格たちは自分たちが消えるのは嫌なので、消されないように立ち回るというテーマの正体隠匿型ゲームになっています。
【アクション】
①お題カードを引く
親プレイヤーは、山札から1枚お題カードを引き、全プレイヤーに見せます。
数字カードを他のプレイヤーにわからないようにして1枚引き、引いたカードに書かれている数字が、今回のお題を表す数字となります。
②お題を表現する
親プレイヤーは、お題が決まったら抽象カードを山札から7枚引き、その抽象カードを使ってお題を表現し、使ったカードは捨てます。
この時、カードはどのような使い方をしてもOKです!
カードの一部分だけを表したい場合は、他の抽象カードを裏返して不要な部分を隠したり…
ただし、抽象カードは全部で30枚と少なく、全て使い切ってしまうと副人格プレイヤーは不利なので無駄に使っているとダニーだと疑われてしまったり、自分たちが不利になったりするので注意しましょう。
③相談し、お題を当てる
親プレイヤーが表現し終わったら、残っているプレイヤーで相談して親プレイヤーが選んだお題がなんなのかを当てます。
親の右隣のプレイヤーが、他プレイヤーの意見を聞き最終的な判断を行います。
選んだお題が正解であれば、副人格側が1点、不正解であればうまく騙せたとしてダニーが1点獲得します。
写真のような形で、どちらの陣営が得点を獲得したのかわかるようにお題カードを重ねておきましょう!
お題当てが終わったら使った抽象カードは捨て、残りの抽象カードは山札へと戻し、親プレイヤーを左隣のプレイヤーに移し①からアクションを繰り返しましょう。
ゲームの終了条件
【得点獲得での終了】
ダニーが3点獲得する。
または
副人格が6点獲得する。
【抽象カードが無くなったら終了】
抽象カードが無くなった場合、驚きの展開といって誰が本当のダニーなのかを投票する時間が始まります。
全プレイヤーで相談しあって、誰がダニーなのかを当てます。
投票数が一番多かったプレイヤーが、人格カードをオープンし、その人格カードが副人格カードであればダニーのプレイヤーの勝利、ダニーのカードであれば副人格側プレイヤーの勝利となります。
おすすめ人数と遊ぶ時のポイント
【おすすめ人数】
おすすめ人数は多ければ多いほどいいです!
このゲームは、正体隠匿型ゲームのため人数が多いほど難しくなります。
一見副人格が多いほどダニー側が有利になるように見えますが、わざとお題を外したり、無駄に抽象カードを使うとすぐにバレる可能性も上がるため、どちらの陣営も立ち回るのが難しくなります!
【遊ぶ時のポイント】
遊ぶ時のポイントは陣営によりそれぞれ異なります。
・ダニー:バレないように程よく抽象カードを使ったり誘導する。
・副人格:前プレイヤーが使ったカードやお題を覚えておく、相談時によく観察する。
ダニープレイヤーの勝利条件は、自分が3点獲得するか抽象カードを使い切らせて、驚きの展開時に無事逃げ切ることを目指すのでとにかくバレずにうまく外させる必要があります。
副人格プレイヤーたちの勝利条件は、副人格側が6点獲得するか、驚きの展開時にダニーを見つけることなので、誰が怪しいのかを見極める必要があります。
やってみての感想
このゲームはどちらの陣営になっても、常にギリギリになるようにできていてかなり面白いなと思いました!
勝利点はダニーが3点、副人格が6点なので人数差を感じないぐらいどちらもこなすのが難しく、程よい調整になっているんじゃないでしょうか?
正体隠匿型ゲームにありがちな、味方なんだけどどっちか分からないというワクワク感が常にあるところをうまく引き出しているなと感じました!
ゲーム自体も8ターン以内に必ず終わるので、そこまで時間もかからず楽しめるゲームだと思います!
というわけで今回はここまで!
また次回〜
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