【ボードゲーム紹介】ミステリーホームズ

ボードゲーム
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プレイヤーの中に潜んだ犯人を暴け!! 新感覚・協力型推理ゲーム、ミステリーホームズ

ミステリーホームズ
デザイン:Shun & AYA
イラスト:AYA
人数:3~5人
時間:30~60分
年齢:12歳~

どうも、がんちゃんです!

今回はStudioGGさんのゲームマーケット2018秋に出た新作ミステリーホームズのご紹介です!!

このゲームは、プレイヤーの中に1人犯人が潜んでいてその犯人が夜の時間(全員が目を閉じている間)に行った犯行を推理して当てるゲームになっています!!

夜の時間の進行をAndroidアプリまたはyoutubeの動画で行ってくれるという面白い設計もあり、犯人はその指示に従うだけでセットアップを行うことができます。

※両方用意ができない場合はゲームに参加しないゲームマスターがいるとプレイできます。

個人的には物音等で感知できてしまう可能性を考慮すると、犯人がゲームマスターに指示を出して犯行を行ってもらう方がよりゲームを楽しめるなと思ったので人数に余裕があるならそちらの方が大変オススメです!!

ゲームマスターも犯人が分かってるうえで話を聞くので見てる分にも楽しいと思います。

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使うもの

館ボード(館の見取り図が書いてある)
見取り図メモ(人の発言やどこに何があったかメモする用紙)
役割カード人数分(うち犯人1枚)
アリバイカード7枚(1人1枚、余りも使う)
トリックカード2枚
凶器カード1枚
凶器タイル7枚
証拠品タイル(凶器、トリックカードに対応したいずれか)
目撃証言タイル最大5枚
ハズレタイルいっぱい(枚数覚えてないです、ごめんなさい)
時間トークン人数分
プレイヤーコマ人数分
公式HPに詳しい説明書もあるようなのでそちらも参考にしてください。

ゲームの準備

まず最初にアリバイカード、役割カードを1人1枚配り犯人を決めます。
アリバイカード、役割カードは配られた時に周りには見えないよう自分だけが確認します。
夜の時間は犯人のみで行うので、円滑に進めるためトリックカードと凶器カードは先に選んでおいた方がいいかもしれませんね!
カードを配り終えたらアプリ、動画の指示に従い全員目を閉じます。
犯人だけ目を開け夜の時間(犯行)スタートです。

犯人が夜の時間にやること

アリバイカードが自分のいる部屋、それを起点にし凶器カードに従い、死体、凶器、証拠品タイルをそれぞれ指定された場所に配置します。
残りの部屋に凶器タイルを1枚ずつになるよう置き、配置後トリックカードを使い、犯行がばれない様に偽装工作をします。
トリックカードには色々な効果があります。
他のプレイヤーのアリバイカードを入れ替えたり、死体を移動させたり、証拠品を消したり、証拠品を移動させたり…etc
引いたトリックカードの指示に従って行動し終わった後、目撃証言とハズレタイルをよく混ぜたものを各部屋のタイルが3枚ずつになるよう配置していきます。
※凶器、目撃、ハズレタイルを並べるときはすべて裏向きにしてください
犯人)やることが…やることが多いっ…!!
まさに金〇一のアレですねw
これを犯人役の人が一人で行わないといけないのでそういう面も含めGMがいて手伝ってあげたりすると楽だなと思いました。
ここまでセットした状態でゲームの準備完了となります。

ゲームのルール

準備が完了したら全員目を開けて、昼の時間(探索・推理)になります。
朝起きるとなんと死体が!!という状況になっています。
プレイヤーコマをまず死体が出た部屋に集めそこからゲームスタートです。
ボードに探索や推理を行える残り時間が書いてあり、プレイヤーの人数に合わせて動けるゲーム内時間が決まっています。(今回は4人でやったので1人あたり30分でした)
一般人の人は、時間内に犯人を見つけること
犯人の人は、時間いっぱい逃げ切ることを目的とします

プレイヤーができる事(犯人も共通)

①探索

時間を消費して探索・推理ができます。
部屋を移動して各部屋に落ちているタイルをめくって証拠になるものを集められます。移動マス(部屋を含む)×1分 + タイルを開く(5分)
今いる部屋に留まってタイルを開くことも可能、自分の手番中には必ずタイルを1枚開いてください。
開いたタイルは目撃証言だった場合を除き、自分しか確認してはいけません。
確認後裏向きのまま置き、他のプレイヤーに伝えます。

伝える内容は嘘でも大丈夫なので犯人はとにかく、どのタイミングでうまく嘘をつくのかがかなり重要になります。

目撃証言だった場合はタイルを公開し、自分以外のアリバイカードを見ることができます。

その時、最初に確認した時はどこだったか聞いてから開くとアリバイが食い違っていたりした場合、犯人がどのトリックカードを使ったかのヒントになったりするのでかなり重要な情報になります。(なお、犯人が嘘をついている場合もあり)

②推理

犯人を当てる推理を行うことができます。(10分)
犯人を推理する際、誰を指定してもOKです。
自分が犯人だと思う人を指定し、犯人が使った凶器、トリックカード2枚のすべてを当てなければいけません。

指定された人は一般人、犯人関係なく当たっていれば正解です。当たっていなければ違います。というだけにしてください。(私は犯人じゃないです等はNG)

最後の手番時、もし残り時間が行動に必要な時間を満たしていなくても行動することができます。
例)残り時間3分でも移動してタイルをめくることも、推理をすることは可能。

ゲーム終了、勝敗条件

全員の使える時間が無くなるか、犯人が使ったものすべてを推理で当てられるとゲーム終了となります。
一般人チームのうち、誰か一人でも犯人を当てることができれば一般人チームの勝ち

犯人は時間いっぱい逃げ切れば勝ちとなります。

僕は今回犯人役はやっていないですが、最後怒涛の推理タイムに入ると犯人役の人のプレッシャーがすごいって言ってましたw

やってみての感想

このゲームはすごくよく考えられているなと思ったところがたくさんありました!

まず一つ目は、犯人の夜の時間での行動

凶器カードに応じて死体が出る場所が変わるんですが、起点となる所はほぼ自分がいる部屋であること。死体が出る場所が自分がいた部屋の周囲だったりするので、少なからず証拠が残ってしまうところ。(毒紅茶という凶器なら好きな部屋に死体を出せるけどそれに伴う証拠品が出てしまう)
トリックカード2枚、凶器カードがともにランダムなこともあり、完全に犯人の自由に行動できるわけではないこと。
トリックカードの中に死体を移動させたりできるものもあるけど、他の人のアリバイ(いる部屋)が分からないため下手に移動させるとバレるリスクが高まったりするところなんかも面白いなと思いました。

二つ目は、一般人同士でも情報の共有が制限されているところ

人狼とかをやったことがある人ならなんとなくわかると思いますが、タイルを開いたり目撃証言によってアリバイカードを見たりした時の情報は口頭で伝えるのみになっています。
一般人同士でも相手が嘘をついているのかどうかわかりません。
ただ、目撃証言に関しては犯人以外が嘘をつく必要はないのでその情報が合っているにしろ食い違っているにしろ、目撃証言が出れば出るほど信頼性は高いです。

三つ目は絶妙な時間制限。

犯人1人以外は一応全員チームなため、お互いを疑いつつも自分は一般人であることをうまく証明しなければ勝つことができません。ただ遠くの部屋に行けば行くほどタイルをめくる回数や推理できる回数が減ってしまうため、他の人に任せるしかなくなります。
二つ目のところでもあげましたが、その部屋の探索を任せたのが犯人だった場合、嘘をついているかもしれませんし、誰の発言をどこまで信用できるかというところが、かなり重要になってくるかなと思いました。

がんちゃんプレイメモ

2回プレイしたんですが、思わず時間を忘れちゃうぐらいのめり込んでしまいましたw(気づいたら3時間ぐらいやってた)

犯人のセットアップ面が少し大変な面はありますが、セットアップ部分だけ参加しない誰かが手伝ってあげるとかできればかなり面白いゲームになってると思います。
犯人役の人のインストが少し複雑なのでルールが分かる人が、一度全員の前でやって見せる等して、全員がやりこんでいけばさらに面白くなること間違いなしじゃないかなと思います。

やればやるほど面白くなる、そんなゲームですね。

正直文字では伝えきれないぐらい面白いので、ぜひ一度はプレイしてみてほしいです!

今日はそんなところで終わります!また次回~

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鳥取県出身、千葉在住の29歳男子
25歳の時にスーパーの仕事を辞め、思い切って上京。
ぴこすの店長候補として切磋琢磨中
普段のお仕事はゲーム開発、お仕事の傍らでぴこすのHP運営、ブログ作成、キャンペーン運用などをしています。
仕事先の繋がりでボドゲカフェに行き、見事ボドゲにハマる。
最近ゲーム実況の配信始めました。

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