ドイツ年間ゲーム大賞とは?

ボードゲーム

ボードゲーム界で最も威厳のある賞、ドイツ年間ゲーム大賞

 

どうも、がんちゃんです!!

お盆休みでしばし更新が途切れていましたすみません!

皆さんはどんなお盆休みを過ごしましたか?

僕は親戚のお手伝いで休みがほぼつぶれてしまいましたが、お盆といえば家族で集まるのが定番ですね。

そんな時こそまさにボードゲームをする絶好の機会。普段友達同士で遊んでいるボードゲームを家族とやるのもまた新鮮でいいですね!

さて、そんなボードゲームですが実は毎年、優秀なボードゲームがいくつかノミネートされるドイツ年間ボードゲーム大賞という賞があるのをご存知でしょうか?

今回は、そのドイツ年間ボードゲーム大賞についてご紹介していこうと思います!

 

ドイツ年間ボードゲーム大賞って何?

僕自身も最近知ったのですが、ゲームの専門家やジャーナリストが集まって、その年の優れたボードゲームに贈られる賞のことです。

選考基準は公表されておらず、どういった基準で選定されているかは運営側の人のみぞ知るといった形みたいですね。

年代によって傾向はあるものの、こういうゲームだから受賞する、みたいな決まりはないようです。

wikipediaでは以下のように説明されています。

ドイツ年間ゲーム大賞(ドイツねんかんゲームたいしょう、Spiel des Jahres)は、ドイツで選定されるボードゲームの最も権威ある賞である。名称の日本語訳は一定しておらず、ドイツゲーム大賞、ゲームオブザイヤーと言われる場合もある。一般のゲームファンによる投票で決定するドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)との混同に注意のこと。

1979年より始まった。ゲーム評論家など、専門家が集まった選考委員会によって選定される。毎年5月頃にノミネート作品が発表され、6~7月に大賞が決定する。選定の経緯・理由は公表されない。前年までの受賞作や候補作との間で、作者やメーカーのバランスを考慮したり、マニアックなものは避けるなど、委員会としての意志が感じられる選考結果となっている。大賞の他に、子供ゲーム賞(2001年より)、エキスパート賞(2011年より。より経験の深いプレイヤー向けのゲーム)などがある。

受賞・ノミネートした作品は、賞のロゴをゲームパッケージに表示することができる。ロゴを表示するにはライセンス料を支払う必要があるが、これによりゲームの売り上げが上がることを期待できる。また、賞の運営委員会は基本的にロゴのライセンス料だけで運営をまかなっており、中立な立場を守っている。

1979年から始まった、長く歴史のある賞であり、ボードゲーム界隈ではかなり有名な賞となっています。

書いてある通り、受賞部門は全部で3つあります。

大まかにと説明すると以下のような感じ

大賞部門(Spiel des Jahres)

その年の1番面白かった(といっていいのかどうかはわからないが…)ボードゲームに贈られる賞

歴代受賞作品(wikipediaより引用)

  • 2019年 ジャストワン(Just One)
  • 2018年 アズール (Azul)
  • 2017年 キングドミノ (Kingdomino)
  • 2016年 コードネーム (Codenames)
  • 2015年 コルト・エクスプレス (Colt Express)
  • 2014年 キャメルアップ (Camel UP)
  • 2013年 花火 (Hanabi)
  • 2012年 キングダムビルダー (Kingdom Builder)
  • 2011年 クゥワークル (Qwirkle)
  • 2010年 ディクシット (DiXit)
  • 2009年 ドミニオン(Dominion)
  • 2008年 ケルト (Keltis)
  • 2007年 ズーロレット (Zooloretto)
  • 2006年 郵便馬車 (Thurn und Taxis)
  • 2005年 ナイアガラ (Niagara)
  • 2004年 チケット・トゥ・ライド (Ticket to Ride)
  • 2003年 アルハンブラ (Alhambra)
  • 2002年 ヴィラパレッティ (Villa Paletti)
  • 2001年 カルカソンヌ (Carcassonne)
  • 2000年 トーレス (Torres)
  • 1999年 ティカル (Tikal)
  • 1998年 エルフェンランド (Elfenland)
  • 1997年 ミシシッピクイーン (Mississippi Queen)
  • 1996年 エルグランデ (El Grande)
  • 1995年 カタンの開拓者たち (Siedler von Catan)
  • 1994年 マンハッタン (Manhattan)
  • 1993年 ブラフ (Bluff)
  • 1992年 ホーマスツアー (Um Reifenbreite)
  • 1991年 ドルンター&ドルーバー (Drunter & Druber)
  • 1990年 貴族の務め (Adel verpflichtet)
  • 1989年 カフェインターナショナル (Cafe International)
  • 1988年 バルバロッサ (Barbarossa)
  • 1987年 アウフアクセ (Auf Achse)
  • 1986年 アンダーカバー (Heimlich & Co.)
  • 1985年 シャーロック・ホームズの犯罪事件簿 (Sherlock Holmes)
  • 1984年 ダンプフロス (Dampfross)
  • 1983年 スコットランドヤード (Scotland Yard)
  • 1982年 ザーガランド (Sagaland)
  • 1981年 フォーカス (Focus)
  • 1980年 ラミーキューブ (Rummikub)
  • 1979年 ウサギとハリネズミ (Hase und Igel)

今年受賞のジャストワンの公式ルール説明動画も載せておくので、興味がある方は見てみてください

 

エキスパート部門(Kennerspiel des Jahres)(2011年より開始)

ボードゲーム玄人向けに作られたゲームに贈られる賞(まとめがなかったので直近のゲームのみご紹介)

【2019年受賞作品】
カルペディエム (Carpe Diem)
ディテクティブ (Detective)
ウイングスパン (FLÜGELSCHLAG / Wingspan)

【2018年受賞作品】
クアックサルバー (Die Quacksalber von Quedlinburg)
ガンシュンクレバー (Ganz schön clever)
ヘヴン&エール (Heaven & Ale)

【2017年受賞作品】
ストーリー
EXIT: The Game – The Secret Lab

 

キッズ部門(Kinderspiel des Jahres)(2001年より開始)

6歳以下をターゲットにして作られたゲームに贈られる賞(まとめがなかったので直近のゲームのみご紹介)

【2019年受賞作品】
Fabulantica

ゴーゲッコゴー (Go Gecko Go!)
Tal der Wikinger

【2018年受賞作品】
エモジト (Emojito!)

ドラゴンの息 (Funkelschatz)
パニック・マンション (Panic Mansion)

【2017年受賞作品】
ストーリー

指でペンギンを弾いてミラクルショット!

 

受賞作品にはライセンスロゴをつけることができる

見事、いずれかの賞を受賞した作品には、ライセンス料を支払って、運営公認のマークであるロゴをパッケージにつけて受賞したことを証明できるようになります。

このロゴをつけるだけで売り上げが10倍近く変わるとか…

実際にたくさんボードゲーム がある中でどれを選ぼうってなった時に、こういうもので推奨されているゲームなら面白いだろう、と買う人も多いでしょうから納得ですね。

 

ただし、ロゴの使用期間は3年間と決められており、その期限をすぎた場合、パッケージに印刷できなくなるようです。
受賞した作品だけでなく、新しいゲームや色々な作品を見て欲しい、遊んで欲しいという意図からこのような決まりになっているようです。

 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

昔遊んだことのあるゲームが実は受賞していた作品だった!とか名前はよく目にするよね!という方もいたのではないでしょうか?

僕自身まだまだボードゲーム歴が短いので遊んだことのない作品ばかりでしたが、次に遊ぶゲーム、はたまた新しくゲームを買いたいけどどれを選んだらいいのかわからない、という方の参考になれば幸いです!

 

受賞作品以外にも協会が推奨しているゲームなんかもあったりするので、公式サイトをチェックしてみるのもいいと思います!!(ドイツ語のページなので翻訳等推奨)

 

それでは今回はここまでとなります!

また次回〜

 

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がんちゃんプロフィール
  鳥取県出身、千葉在住の27歳男子
 25歳の時にスーパーの仕事を辞め、思い切って上京。
 仕事先の繋がりでボドゲカフェに行き、見事ボドゲにハマる。

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