誰よりもたくさんビルを作れ!マンハッタン
タイトル:マンハッタン デザイナー:アンドレアス・ザイファルト(Andreas Seyfarth) プレイ人数:2〜4人 プレイ時間:45分前後
どうも、がんちゃんです!
高層ビル○○階のマンション!とかテレビのCMでよく見かけますが、個人的にあまり興味をそそられなかったりします。
広すぎる家も嫌ですが、高さより広さだろ!と思ってしまいますね…
ドラマとかで高級マンションを頑張って買ったお隣さんが気に食わない!!(ハンカチくわえながら)みたいなのって都市伝説だと思ってるんですが、本当に実在するんでしょうか。
さて、そんな話は置いておいて今回はマンハッタンの街にビルをたくさん立てていくゲーム、マンハッタンのご紹介です!
遊んでいる風景はこちらに載っているのでみてみてください!
使うもの
プレイボード
プレイヤーカード
ビル配置カード
ビルブロック
ゲームの準備
【プレイボードの置き方に特徴あり】
このゲームは決まった向きにしかブロックを置けないゲーム性なので、ボードの辺をプレイヤーに合わせる形で広げるのをおすすめします。
【プレイヤーの準備】
プレイヤーカードと同じ色のブロックを全て受け取ります。
ブロックごとに高さがあり、一番小さいものが1ブロックの目安、最大4ブロック分の高さのあるブロックが存在します。
ブロックを受け取ったら、ビル配置カードをよくシャッフルし4枚ずつ受け取ります。
一番小さいブロックが1つ多いので、そのブロックを得点表用に使います。
プレイボードの周りにある、ポイントエリアの0のところに重ねておいてください。
スタートプレイヤーを決めたら、スタートプレイヤーから順にそのラウンドで置きたいブロックを6つ選びます。
選び終わったら、そのラウンド中はそのブロックを変更できないのでよく考えて選びましょう!
時計回り順に1人ずつ同じようにブロックを選んでいき、全員が選び終わったらゲームスタートになります。
ゲームのルール
このゲームはマンハッタンの街に、ビルをたくさん建てていき、街一番のビルオーナーを目指す陣取りゲームです。
【アクション】
このゲームのアクションはとても簡単で、プレイヤーは手札を使ってブロックを配置していくだけのシンプルなアクションのみになっています。
それなのに面白いポイントはプレイヤー同士で、一つの場所を奪い合ったり、エリアを占拠したりと読み合いによるバトルが発生するのがこのゲームのポイントになっています。
【ブロックの置き方】
手札に書かれているブロックの場所が、自分のブロックを置ける場所になっています。
先ほどの手札の一番右のカードで例えるとこちらが自分のブロックを置ける場所となります。
ただし、自分が置こうとしている場所に他のプレイヤーのブロックがあった場合、一番多くブロックを積み上げているプレイヤーのブロックの合計数と同じ高さ分以上のブロックでなければ置くことができません。
すでにブロックが置かれている場所への置き方の例
- プレイヤー1が高さ2ブロック分のブロックを置いた。
- プレイヤー2がその上に3ブロック分のブロックを置いた。
- プレイヤー1がさらにその上に高さ2ブロック分のブロックを置いた。
- プレイヤー3はその場所にブロックを置きたい場合、プレイヤー1のブロックの高さの合計4ブロック以上の高さのブロックしか置く事ができない。
置いて置かれてを繰り返していると写真のような大きなタワーもできます。
ブロックを置く際に使った手札は捨て、山札から1枚引き次のプレイヤーの手番となります。
これを全プレイヤーが準備時に選んだ6つのブロックがなくなるまで繰り返していきます。
【ラウンド終了、得点計算】
プレイヤーが最初に選んだ6つのブロックが無くなったら、1ラウンドが終了します。
その時点で得点計算を行います。
得点の獲得方法は3つあり、該当する自分のブロックの数によって得点が変わります。
それぞれ上から見た時に見える色のブロックが、そのエリアに置かれているブロックとしてカウントされます。
①ボード上の一番高いビルの天辺にあるブロックを置いたプレイヤー
1箇所のみ3点
高さが同じビルが2つある場合、どのプレイヤーにも得点が入らないので注意。
②一番多くブロックが置かれているエリア
1エリアにつき2点
同数の場合は、どちらのプレイヤーにも得点が入らないので注意。
③ビルの一番上に乗っているブロックの数
1つにつき1点
以上の3つの計算をラウンド終了ごとに行い、得点計算が終わったら、次のスタートプレイヤーを右隣の人に移し、そのプレイヤーから順にブロックを6つずつ選んで次のラウンドを開始します。
手札はリシャッフルせず、そのまま次のラウンドも使います。
ゲームの終了条件
全4ラウンドを行ったらゲーム終了
得点計算後、一番得点の多いプレイヤーの勝利
おすすめ人数と遊ぶ時のポイント
【おすすめ人数】
おすすめ人数は2人か4人です。
3人はあまりお勧めしないかも?
3人をおすすめしない理由としては、ゲームのルール上、後手番のプレイヤーは、他のプレイヤーの動きを見た後にアクションを行うことができます。
そうなると、後手番のプレイヤーの方が少し有利になるゲーム性となっています。
偶数人で遊ぶ場合、全プレイヤーが同じ数だけスタートプレイヤーになるため、割と平等感?がでますが、3人で遊ぶ場合いずれかのプレイヤーだけスタートプレイヤーを2回やることになります。
そのプレイヤーだけ少し不利になるのかなぁ?と思ったので2人か4人で遊ぶことをお勧めします!
【遊ぶ時のポイント】
遊ぶ時のポイントは、ビルの高さにこだわりすぎないです!
一番高いビルを獲得するとボーナス得点が入るので、狙いたくなりがちですが、たくさんエリアを獲得した方が得点が稼げたりします。
ただし、全プレイヤーが同じことを考えて同じやり方でずっとエリアを広げたりしていると、結局得点が稼げなかったりするので、うまく戦況を見極めつつ、他のビルを乗っ取るフリをしつつエリアを広げることを意識するといいんじゃないでしょうか?
やってみての感想
アクション性がシンプルなのに面白い、そんなゲームでした!
他のプレイヤーのビルをどのタイミングで乗っ取るのがいいのか、といったことやどこのエリアを攻めようかなどなど考えることが結構あるゲームで、引ける手札によっても置ける場所が限られてくるのでそこまで戦略性が確実ではないのもこのゲームのポイントなのかなと思いました。
高さばかりにこだわって攻めていると、無駄にブロックを消費して全然稼げないことがあったので、争いも程々にしましょうw
仲間内で遊んでいる時は上に貼っている写真のような、高いビルを目指してみても面白いかもしれませんねw
というわけで今回はここまで!
また次回〜
陣取り系のゲームが好きな人向けのおすすめ
上洛
京都を目指し上洛をする武将がモチーフのゲーム
ラウンドごとに得点が変わるエリアを他のプレイヤーの兵士の数を減らしながら占拠していく、陣取りゲーム
トリックテイキングの要素もあり、戦略性豊かになるゲームです!
八分帝国
色々なエリアに拠点を立てたりでき、そこから兵士を増やしていける戦略ゲーム
行動にはカードを買う必要があり、特定の組み合わせでカードを買っていくことでも得点を獲得できるセットコレクション付きの陣取りゲーム
アクションをとるか、セットをとるか悩まされるそんなゲームです!
その他ゲームも気になる方はこちら!
コメント