ここのところリモートによる動画配信やゲーム実況ブームによって、HDMIキャプチャーの装置がとても安く売られているようです。
少し前まで1万円以上はしていたキャプチャー機器ですが、今ではなんと1000円を切ってます!
そこで今回はこの格安HDMIキャプチャーを使用してゲーム実況が可能なのかどうか試してみました。
価格帯5千円から1万円ぐらいのHDMIキャプチャーもスタッフのがんちゃんが使用テストしてみました!
こちらと比較しながら購入の参考にしてみてください。
【ゲーム実況】PIHEN PH-CJQ001 HDMIキャプチャーボードの使い方
必要な機材
今回はswitchなどのゲーム機を使ってゲーム実況をすることを考えてみます。
まず絶対必要なのはパソコンですね。
今回はパソコンでゲームをするわけではないので、パソコンのスペックはそれほど高くなくても大丈夫です。
ただ配信中に映像が途切れたりする場合は、スペックが足りない場合があります。
次にHDMIキャプチャーです。
そしてゲーム機です。
HDMIが出力できるものが必要です。
あった方がいい機材
上記だけでも配信は可能ですが、あった方が良い機材をいくつか紹介します。
まずはヘッドホンとマイクです。
ノートPCなどでは本体にマイクがついているものが多いですので、マイクがなくても声を拾うことは出来ますが、生活音などのノイズが乗りやすいので、出来ればマイクが欲しい所です。
写真のようにヘッドホンとマイクがセットになっているやつが便利ですが、持っているPCの入力端子がどうなっているかをチェックして、合ったものを買う必要があります。
次にHDMIスプリッターです。
キャプチャーしたPCの画像を見ながら遊ぶ場合、タイムラグが発生し上手にゲームが遊べない場合があります。
特に動きの激しいゲームなどは顕著に表れます。
なので、HDMIスプリッターを使って映像信号を分割し、1つをキャプチャーに、もう一つをモニターに繋げて、モニターを見ながらゲームをプレーします。
USBから電源を取るタイプを購入すれば、ゲーム機やPCから電源が取れるので便利です。
スプリッターを使うと、HDMIケーブルがさらに2本必要になります。
実際に録画してみる
実際にゲームを撮ってみました。
PCのソフトにはOBS(Open Broadcaster Software)を使用しました。
まず今回使用したこの格安キャプチャーは音声入力にクセがあり、まず入力がモノラルになります。
ゲームの音をステレオで配信したい場合は、別のキャプチャー機器を使用するか、音声だけ別の方法で取り込む必要があります。
またHDMIと一緒に音声キャプチャーが行えず、別途音声入力の設定を行う必要があります。
このあたり事前に口コミで情報を知っていたので困りませんでしたが、知ってないと音が出なくて困っていたと思います。
映像は、なめらかに動く場面では多少のカクツキが目立つかもしれません。
USB2.0なので、データ転送量には限界があります。
画像は全体的に少しボンヤリする印象を受けます。
でも全然問題ないクオリティだと思います。
「手軽になった」は「簡単になった」ではない
初期コストが低くなった分、気軽に試せるようになりました。
しかし機材を使って配信を行うには、それなりに知識が必要になってきます。
一番の問題はトラブル対処でしょう。
ネットの記事などを見て試してみたものの、うまく動かなかったり、うまくいかなかったりした場合に何が悪いのかを見つけるのが大変だと思います。
環境によってケースバイケースな事も多く、記事に書かれていないこともよくあります。
安い機材の場合は初期不良や、使用していてすぐに故障するケースもよくあります。
そういったトラブルに対処するには、やはり知識や経験が必要になってきますので、決して簡単になったとは言えないと思います。
ぴこすでは自前の機材を持ち込んでの配信なども行えますので、もし上手くいかなかったりする場合もご相談込みのご利用も承っております。
お気軽にお問い合わせからご連絡ください。
音がモノラルになってしまう問題の解消にも挑戦してみたのでこちらもみてみてください。
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