古代エジプトがテーマの競りゲーム! RA(ラー)
ゲームタイトル:ラー(RA) デザイナー:ライナー・クニツィア プレイ人数:2〜5人 プレイ時間:30分〜
使うもの
太陽チップ(1〜16)
ラーのコマ
小役タイル(神、金貨、文明、ナイル、洪水、ファラオ、ラー)
※特定のタイルを破壊する不利なタイルもあります。
石版(得点)
得点サマリ
ゲームの準備
小役タイルを専用の黒い巾着袋にいれ、よく混ざるようシャッフルします。
各プレイヤーに初期得点として10点分の石版を配ります。
1を除いた太陽チップを人数に応じた決まった組み合わせで分け、好きなやり方でとっていってください。
残った1の太陽チップはボードの中央に配置します。
そこまでできたら準備完了です!
ゲームのルール
①袋の中から小役タイルを1枚引く。
袋の中から小役タイルを1枚引き、ボードに置いていきます。
この時、赤いラータイルが出た場合は強制的に競りが始まります。
②ラーのコマを立て競りを開始する。
タイルを引く前にラーのコマを立て、競りを開始することができます。
この場合、小役タイルは引けません。
③神タイルとボードに出ているタイルを交換する(神タイル以外)
手元に神タイルがある場合、ボードに出ているタイルと交換ができます。
この場合も、小役タイルは引けません。
このいずれかのアクションを行うと、手番が次のプレイヤーへと移ります。
競りのルール
ラーの小役タイルを引くまたはラーのコマを立てると競りがスタートします。
競りをスタートさせた次のプレイヤーからボードに出ているラータイル以外のタイルをいくらで獲得したいかを太陽チップで競います。
太陽チップの数字は大きいほど強いですが、競りに勝った場合その太陽チップはボード中央に乗っている太陽チップと入れ替えとなります。
なんども大きい数字のみで勝っていると交換するチップ次第でだんだん不利になってきます。
1ラウンド中の競りで勝利できる回数は、各プレイヤー3回までとなっており、競りに勝利して太陽チップを交換した際に、獲得したチップがわかるように裏返しておくといいでしょう。
ラウンドの終了条件
ボード上にあるラータイルを置く場所がいっぱいになるか誰も競りを行うことができなくなったら1ラウンド終了となります。
ラータイルの置く場所は写真でいう赤いタイルが並んでいるところですね。
ラータイルを置く、ラウンド開始位置は参加人数ごとに決まっており、ラウンドごとに行われる最低競り回数が変わります。
ラーのコマを立てて競りが行われた場合、ラータイルは増えないので気をつけましょう。
最後のラータイルが出た場合、その回の競りは行われずラウンド終了となるので、欲しい小役タイルがあった場合は積極的に競りをしていきましょう!
ここまでの流れを1ラウンドとし、3ラウンド行うとゲーム終了となります。
得点計算
1ラウンドごとに得点計算を行います。
小役ごとに成立役がありそれを元に得点計算を行います。
ラウンドごとに計算するものや、ゲーム終了時に計算するものもあります。
ラウンド終了得点計算後に捨てられるもの
神タイル:1枚2点
ゲーム中に持っていると自分の手番時、ボード上に出ているタイルと交換することができます。
金貨タイル:1枚3点
シンプルに3点、集めるほど有利
文明タイル:1枚も持っていないとマイナス2点
絵柄に種類があり、3種類集めると5点、4種、5種と1種類増えるごとに5点追加されます。
洪水タイル:1枚1点(ナイルタイルと関係性があり)
わかりやすく集められるものって感じ
ラウンドごとに計算され、保持されるもの
ナイルタイル:洪水タイルを持っていないと0点、持っている場合は1枚1点
なんとかはナイルの賜物ってやつですね。
ファラオタイル:ラウンドごとに一番持っている人が5点、一番少ない人がマイナス2点
ラウンド後も保持され、ゲーム終了時に計算されるもの
モニュメントタイル
たくさん種類を集めるか同じものを何枚も集めると得点が高い
最終的に持っている太陽チップの数字の合計が一番高いプレイヤーはプラス5点、一番低いプレイヤーはマイナス5点となります。
上記の流れでラウンドごとに計算、ゲーム終了時の計算も行い一番得点の高い人の勝ち!!
やってみての感想
競りゲーの中でも特殊だなと思ったのはいわゆるお金の役割をする太陽チップがプレイヤーによって違うというところが印象的でした。
しかも使ったら無くなるのではなく場に出ている太陽チップと交換なので、メリットデメリットがうまく噛み合わないところがうまい作りになってるなと思いました!
出したくないんだけど出さなきゃいけない状況だったり、勝てない数字しか持ってなかったけど状況次第で勝てたりと逆転要素が結構ありましたね
他プレイヤー全員がそのラウンドの競り回数を消費してしまった後ラータイルが出切っていない場合、1人でタイルを引きまくれる爽快感があるので最後まで残るのもあり!?w
普通の競りゲーでは味わえない感覚がこのゲームにはあるなと思ったので、一味違う競りゲーをやりたい方はぜひ遊んでみてください!!
というわけで今回はここまで!
また次回〜
その他のゲームも気になる方はこちら!
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