音楽生成AI「SunoAI」から曲を作ってみよう!(4)

雑記

Suno AIとは、歌詞や曲調を文章で指定するだけで、音楽を自動生成する自動作曲AIサービスです。
インターネット上でサイトが公開されており、だれでも無料で利用できます。

今回、昔作った歌詞をSunoAIに放り込んだら、めちゃくちゃ良い曲を出してくれたので、これを何とか曲として完成させたい!ということで、歌の作成をお願いしました。

気がつけば、なんと前回から6ヶ月も経ってしまいました…
めちゃくちゃ仕事が忙しくなったのと、思いの外MIXに時間がかかってしまったためです。

歌の収録は5月頃に行いました。
パート毎に分けて何度か歌ってもらい、あとで一番良いやつを選んで繋いでいくという作業になります。
収録した総テイク数は164!
1つのパートに6~7テイクぐらいあるのですが、これを選ぶ作業が結構大変でした。
1つ1つは良くても繋げた時におかしくなったりもするので、前後と合わせて聞いたりして何度も調整します。

一通り繋がったら、テンポの調整を行い歌い出しなどのズレを直します。
あと音圧を揃え、ピッチも微調整します。
このあたりはVocalShifterというツールを使用しました。

続いてMIXです。
MIXは元々MIX師にお願いしようとしていたのですが、最近はAIでのMIXも精度がかなり上がってきているという話もあり、MIXについては今回はiZotopeのプラグイン「Ozone11」と「Nectar4」を使用することにしました。

こちらのプラグインですが、声や楽曲をAIで解析し、適切なMIX調整を行ってくれる機能が搭載されています。
ある程度調整はできるので、自分好みの音を探しつつも、細かい部分はほぼ丸投げです。

というわけで、完成したのがこちらの歌となります!

個人的にはとても満足のいくものに仕上がりました。
精肉コーナーとかで流して欲しいなと思いながら作っていましたが、お店で流すにはちょっと激しすぎるかもしれませんね(笑)


今回は作曲とMIXにAIを使用しました。
実際には歌詞も歌もAIに任せられる時代が来ようとしていますが、まぁやっぱりまだ人の手が加えたほうがクオリティが上がるのは致し方ない所だとは思います。
ただ結局今回時間がかかったのは人の手で行った部分であり、クオリティよりも今すぐ出す、旬のようなものとかの方が重要な場合はAIになるべく任せた方が良いのかもしれません。
出すタイミングが大事とかありますしね。

というわけで、SunoAIをベースに曲を作ってみました。でした。

<おしまい>

コメント