すきっぷ通り商店街×SHIROBAKOコラボイベント 後記

ことのきっかけはこのツイートでした。
https://twitter.com/michaelvito_jp/status/528810108570984449

これが2014年11月2日で、実はそれまでSHIROBAKOの事を知らなかったんですね。
最初は「以前『じょしらく』というアニメで武蔵境が取り上げられた時もポスターをいただいて貼ったりしたので、今回もポスターいただけるようなら貼っておくかー」ぐらいの気持ちだったんですよ。
まさかここまで大事になるとは、この時は思いもしませんでした。
ただ時同じくして、武蔵野市の企画提案型助成金制度の枠が余っているというのを聞き、それならせっかくだしちょっと派手にやってみても良いんじゃないかな?ってことで、P.A.Worksさんにアポイントを取りました。
その後、ワーナーのめがねさんが窓口になったのですが、SHIROBAKO製作委員会でも何らかのイベントを行いたかったようで、渡りに船ということで色々話し合いを重ね、3月のコラボイベントの開催と相成ったわけです。
(本当は助成金の事情で2月に行う予定だったのですが、なんだかんだで3月になりました。
結果的には3月に行って正解だったと思います。)

補助金を使った兼ね合いもあって、申請時には地域振興とか街おこしとかそれっぽい理由をつけましたし、ツイッターでも「武蔵境もいよいよ聖地化で街おこしか?」とか言われたりしてたんですが、個人的にはあんまりそういうの興味が無いんです。
じゃあなんでここまでやるのかと言われると、個人的には「人を呼びたいんじゃなくて、来た人に楽しんでもらいたい」という気持ちと、「制作者へ街からのリアクションをちゃんと起こしたい」というこの2点が大きいんです。
イベントを行う前から既に人がパラパラと訪れてて、せっかく来てくれたのになんかちょっとでもニヤリって思ってもらえる仕掛けを作りたいなぁという気持ちがあって、人を呼び寄せたかったわけじゃないんですね。
何かすれば結果的に人が集まっちゃうだろうとは思ってましたが、あくまでそこがメインでは無いんです。
あと今回、水島監督をはじめとした各スタッフが、SHIROBAKOの作品の中で武蔵境という街を使って遊んだわけですが、私自身も街は造った以上その上で遊ぶものだと思ってます。
とはいえ、真夜中にすきっぷ通りでスケボーとかして遊んだらそりゃ警察を呼ばれるわけですが、そういうのも含めて、街を使ってアクションを起こした人には街がリアクションを起こすべきだと前から思ってたんですね、良くも悪くも。
「武蔵境という街は、あなたの(クリエイティブな)アクションに対して、ちゃんとリアクションしますよ」ということをこのイベントを通じて伝えたかった。
それが出来る立場にたまたま居たし、たまたま自分しか居なかった。
そう思ったら、あとはもう頭よりも体が勝手に動いていたという感じでした。

武蔵境は良くも悪くも「これからの街」だと思います。
未来のある街、でもそれはある意味未発達、未熟な街。
だからこそ、吉祥寺では出来ないことが武蔵境では出来るんじゃないかと思ってます。
吉祥寺にはしっかりとしたイベントやってもらって、こっちはあらびき団みたいなイベントやりましょうよ、みたいな。
とか言いながら「じゃあお前『ぷる天』の舞台が武蔵境でもちゃんとリアクションできたのかよ?」と言われると正直返事に困るし、目は泳ぐし、胃は痛くなるし。

アニメ『SHIROBAKO』は、とても素晴らしい作品でコラボイベントもすごく良い感じで終えることが出来ました。
コラボイベントの運営という形でSHIROBAKOという作品に少しだけ関われて、とても楽しかったですし嬉しいです。

これからも「武蔵境って面白いな!」って思ってもらえるようなことを1つでも多く行っていければなと思います。

武蔵境駅前商店街協同組合
厚生部理事 星山 孝明